台湾東部沖で発生した地震で新たに複数の遺体が発見されました。
台湾消防当局は10日、3日に台湾東部沖で発生した地震で特に被害の大きかった花蓮県で新たに複数の遺体が発見されたと発表しました。
一緒に出掛けていた家族が同じ位置で落石に巻き込まれた可能性があるということです。
見つかった遺体のうち身元が確認できたのは3人で、地震発生からの死者の数は16人となりました。けが人は1155人に上っています。
今も行方が分かっていないのは外国籍の2人を含めた3人で、当局が捜索を続けています。
一方、日本政府は10日、1億5100万円規模の義援金目録を贈呈しました。
台北駐日経済文化代表処 謝長廷代表
「このような思いやりと助け合う精神は世界の手本になりうるもので、平和と愛に満ちた国際社会を促進できるものと思います」
目録は台湾の被災者に向けた「緊急無償資金協力」で、日本台湾交流協会を通して台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表に手渡されました。
謝長廷代表は式典で台湾と日本を「家族」と例え、「自然災害など、困った時は助け合わないと不安になる関係だ」と述べました。
台湾からは東日本大震災や熊本地震の際にも多くの義援金が贈られていて、能登半島地震の際は25億円を超えています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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