メキシコからベルトコンベヤーの輸入を装って覚醒剤およそ15キロ、9億4500万円相当を密輸したとして暴力団幹部の男らが逮捕されました。
指定暴力団住吉会系幹部・倉持幹男容疑者(76)ら6人は去年、メキシコからの輸入を装って小型のベルトコンベヤーの中に覚醒剤およそ15キロ、末端価格で9億4500万円相当を販売目的で密輸した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、成田空港で税関職員が170センチ×130センチの箱の中に入っていたベルトコンベヤーをX線検査したところ、ローラー部分の中に隠された覚醒剤が見つかったということです。
ベルトコンベヤーは茨城県内の空き家が送り先になっていました。
警視庁はメキシコの麻薬カルテルなどの組織が事件に関与していた可能性も視野に捜査しています。
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