イスラエルとヒズボラの戦闘が激化するレバノンで、イスラエルの攻撃による死者が2000人を超えました。国内での避難民の数も急増しています。
レバノン保健省は4日、イスラエルの攻撃により、これまでに子ども127人、女性261人を含む2000人以上が死亡したと発表しました。
イスラエル軍はベイルートへの空爆など各地への攻撃を強めていて、犠牲者の数が急増しています。
一方、UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関によりますと、レバノン国内のUNRWAの避難所には3日午後の時点で4250人が避難していて、先月末からほぼ倍増(9月末2332人)しているということです。
新たに緊急の避難所を12カ所開設しましたが、情勢悪化により職員が退避するため、活動を休止せざるを得ない地域もあるということです。
また、グランディ国連難民高等弁務官は5日にSNSで、イスラエルの攻撃により、レバノンから20万人以上が隣国シリアに避難したと明らかにしました。
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