日本とイギリスの両政府は、外務・防衛閣僚会合、いわゆる「2+2」を3年ぶりに行い、中国の動きを見据えて協力を深めることで一致しました。
茂木外務大臣:「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していくため、基本的価値や原則を共有する同志国の結束がこれまで以上に求められています」
会合は、テレビ会議形式で行われました。
このなかで茂木外務大臣は、中国海警の船舶に武器の使用を認めた「海警法」が施行されたことについて、「この法律が国際法に反する形で運用されることがあってはならない」と強い懸念を示しました。
また、イギリスが東アジアに空母を派遣することを日本側が歓迎し、日本とイギリスによる共同訓練の実施に向けて調整していくことで一致しました。
そのうえで、「自由で開かれたインド太平洋に向けた協力のさらなる強化」などを掲げた共同声明を発表しました。
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