逃走の“ニシキヘビ”はどこへ 赤外線カメラ投入も(2021年5月11日)

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ANN
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アミメニシキヘビが逃げ出してから6日目となりました。現場には11日、新たな機材が投入されました。

 どこにいるのか分からない。裏を返せば、どこにだっている可能性がある。

 茂みの中なども棒を突いて捜索していますが、途方もないことです。何しろ相手は人間とは違う原理で動く生き物。

 現場には11日、新たな機材が投入されました。消防署で所有する「赤外線カメラ」です。温度の違いを視覚的に捉えることによって生き物の存在を明らかにしようというものです。

 一方、東南アジアでアミメニシキヘビの捕獲経験があるアジア動物医療研究センターのパンク町田センター長は3.5メートルという逃げた個体の大きさから居場所をこう推測します。

 アジア動物医療研究センター、パンク町田センター長:「上(高所)にいるのは2メートル以下が多い。体長3メートルとかになると、上(高所)で一点でぶら下がっているのが自分自身もつらい。大体、地面とか2メートルより上に上がらないものが多いです」

 海外ではニシキヘビが車のエンジンに巻き付いていたことや洗濯機の中に潜んでいたという事例もあります。

 気になるのは人への危害。毒こそないものの、巻き付いて締め付ける力は強力です。

 アジア動物医療研究センター、パンク町田センター長:「3.5メートルだったら大人1人では、はがせない強さ。僕に巻き付いたのが5メートル弱ですけど、それはもう4人ではがしましたから」

 カナダでは2013年、ペットショップから逃げ出したニシキヘビが男児2人を窒息死させるなど、子どもが犠牲になる事例も少なくありません。

 アジア動物医療研究センター、パンク町田センター長:「人間がかがんだ時が一番食べられる。ヘビがいそうな所ではしゃがまない。しゃがまなければ普通は食べられません」

 さて、11日に投入された赤外線カメラ。変温動物のヘビでも周囲との温度差が現れるのでしょうか。飼い主の部屋の周りを改めて調べたとのことですが・・・。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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