茨城4人殺傷で“サリン精製本”犯人似てると証言も(2021年5月11日)

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ANN
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茨城県で家族4人が殺傷された事件で、男の自宅からサリンの精製に関する本などが見つかったことが新たに分かっています。

 殺人容疑で逮捕された岡庭由征容疑者(26)。捜査関係者によりますと、事件で使われたとみられるクマ撃退用スプレーやレインブーツを長期間にわたってネット通販で集めていたとみられ、また、サバイバルナイフなど10本以上の刃物がこれまでに押収されています。

 捜索は敷地内にある離れの建物にも及びました。警察が岡庭容疑者の家を捜索するのは去年11月の殺人予備容疑以来、2度目となります。

 埼玉の自宅から直線で約30キロ離れた事件現場。当時、住んでいた夫婦2人が刃物で刺されて殺害され、中学生の長男と小学生だった次女も重軽傷を負いました。

 その後の調べで岡庭容疑者の顔を犯人を見た子どもに見せたところ、容疑者の顔が「似ている」という趣旨の話をしていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。

 元埼玉県警刑事・佐々木成三さん:「色んな計画をしていますよね。クマよけスプレーを買ったとか、ブーツを購入したとか、ナイフも購入していたりとか。そういった意味では計画段階で念入りに下見して、もしかすると、どこから侵入するか事前に決めていた可能性がある」

 これまでの捜査で岡庭容疑者の自宅から押収されたものは約600点に及ぶとされ、そのなかには爆発の危険性がある硫黄や茨城県境町の事件現場周辺を撮影した動画なども見つかっています。

 さらに、多数の書籍のなかにサリン精製に関するものや毒物に関するものもあったことが分かりました。調べに対し、岡庭容疑者は否認しているということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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