アメリカの野党・共和党はトランプ前大統領に対し批判的な立場を取るリズ・チェイニー下院議員について、下院ナンバー3の役職を解任しました。
共和党の下院議員らは12日、非公開の会合を開き、チェイニー下院議員をナンバー3の役職にあたる党会議議長の職から解任しました。
チェイニー氏は、共和党のトランプ前大統領が去年の大統領選挙で不正があったと訴えたのに対し、「大嘘だ」と批判を繰り返していました。
「反トランプ氏」の急先鋒の解任は、共和党内にトランプ氏の影響力が今もなお根強く残っていることを浮き彫りにした形です。
解任の決定を受け、チェイニー氏は「前大統領が2度と大統領執務室に近付かないよう、私はあらゆることをする」と述べました。
一方のトランプ氏は12日に発表した声明で「チェイニー氏はひどい人物だ。彼女がどれだけ共和党にとって害があるかが分かった」などと非難しています。
▲このニュースはテレビ朝日が開発した「AIxCGアナウンサー 花里ゆいな」がお届けしています。
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