横田滋さん逝去から1年 早紀江さんが想いを語る(2021年6月5日)

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 北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの父親の滋さんが亡くなってから5日で1年です。妻の早紀江さん(85)は「めぐみちゃんが帰ってきたらお父さんを抱きしめてあげてほしい」と話しています。

 早紀江さんの自宅には、花に彩られた滋さんの写真の傍らに今も滋さんの遺骨が置かれています。

 横田早紀江さん:「お父さんが抱きしめてあげることができなかったでしょ。だから、めぐみちゃんが帰ってきたらお父さんを抱きしめてあげてほしいと思ったんですよ」

 去年6月5日、滋さんは老衰のため87歳で亡くなりました。

 早紀江さんは、現在56歳になっためぐみさんのイメージが湧かなくなってきたと話しています。

 これまで滋さんと1400回近く全国で講演会などを行ってきましたが、最近は新型コロナウイルスの影響もあり、思うような活動はできていません。

 体調が優れないことも多く、政府に対して北朝鮮との首脳会談など一日も早い具体的な動きを求めています。

 横田早紀江さん:「生きていてくれたらもうありがたい。もう私はそれだけで十分ですから。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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