「介護に抵抗され頭にきた」入所者が骨折の重傷(2021年6月5日)

　埼玉県越谷市の介護施設で84歳の男性に暴行して重傷を負わせたとして、23歳の介護士の男が逮捕されました。

　介護士の久志隆史容疑者は先月31日、越谷市の介護施設で入所する84歳の男性に殴るなどの暴行を加え、肋骨（ろっこつ）を折る大けがを負わせた疑いが持たれています。

　警察によりますと、痛みを訴えた男性を診察した病院が「暴行を受けた可能性があると施設側から申し出があった」と通報してきたことで事件が発覚しました。

　久志容疑者は当日、夜勤で男性を担当し、個室で介護をしていたということです。

　取り調べに対して「介護作業に抵抗されたので、頭にきて暴力を振るった」と容疑を認めています。
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