五輪どうなる?“無観客”も・・・東京都4度目の宣言へ(2021年7月7日)

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ANN
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東京都が7日に確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は920人でした。先週水曜日より、200人以上増えています。重症の患者は、前の日から1人減って62人。3人の死亡が確認されています。
小池知事:「尾身先生と東京都の詳細の状況について情報交換をした。政府がこれで4回目の緊急事態宣言ということで、8日にも、いろいろ手続きをされると聞いている。ここのところ、(感染者数の)上昇が続いているので、これらの措置も必要な段階なのかな」

政府は7日夜、11日に期限を迎えるまん延防止等重点措置について、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府で延長し、東京都については、再び、緊急事態宣言を出す方針を固めました。緊急事態宣言とまん延防止措置の期間は、8月22日までとする方針です。そうなれば、今月22日からの4連休も、オリンピックの期間も、そして、お盆休みまで含むことになります。

宣言が出されれば、飲食店での、酒類の全面停止は避けられません。
寿司バル弁慶・白木実店長:「お酒を出せないなら休業になると思う。正直、いつお店なくなってもおかしくないという危機感はどんどん増えてきている」

当然、酒の販売店にも影響が出ます。
酒の善波・善波栄治社長:「また緊急事態宣言が出るとなると、お酒はだめかもしれない?結構、ショック」

飲食店との取引だけでは、店が守れないため、いまは、店頭販売に力を入れているそうです。ただ、限界はあります。
酒の善波・善波栄治社長:「どこまでいってもメインのお客さまは、お得意先の飲食店。そういった方に80年間支えられてきた。厳しいという思いというより、いい加減にしてくれないかなと」

一方、政府は、首都圏と大阪を除いて、まん延防止措置を解除する方向ですが、厚生労働省のアドバイザリーボードは、全国の新規感染者数は増加傾向に転じた」と分析しています。

吉村知事:「感染再拡大の兆候が明らかに見受けられる。7月いっぱいで高齢者の2回目のワクチン接種が、ほぼ終了する。今の感染対策、まん延防止等重点措置の延長を要請すべきだと思う」
大阪府からも政府に対して、まん延防止措置の延長を要請しました。ただ、酒の提供について、吉村知事は、こう述べました。
吉村知事:「いまの感染状況で酒類提供を禁止してくださいというのは、飲食店の皆さんに守っていただけないと思う。大阪府においては、酒類をすべて自粛するつもりはない」

オリンピックへの影響は避けられません。来日後、選手とコーチ、2人の感染が確認されたウガンダ代表が待機の期間を終え、7日から練習を始めました。あと16日で開会式を迎えるのに、どのような大会になるのか、まだ、はっきりしていません。政府は、「無観客も含めて対応する」としていますが、大会関係者については「主催者側であって、観客に含まれない」という考えです。
尾身会長:「感染をこれ以上、拡大しないようお願いしているところに、観客が入って大会関係者なんていう映像が映ることによって多くの人に矛盾したメッセージになる。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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