世界で感染が拡大している新型コロナウイルスの変異ウイルス「デルタ株」について、ファイザー製などのワクチンを2回接種すれば、イギリス型のアルファ株とほぼ同程度の有効性が得られると確認されました。
アメリカの医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に21日に掲載された研究結果によりますと、ファイザー製のワクチンを2回接種した場合、症状を伴う感染を防ぐ有効率がインド型のデルタ株は88%、イギリス型のアルファ株に対しては94%でした。
また、アストラゼネカ製ではデルタ株に67%、アルファ株には75%と、いずれも有効性が確認されました。
ただ、1回の接種による効果はそれぞれ30%台にとどまったということです。
この研究結果はイギリスの保健当局が5月に示した見解を改めて裏付けるものとなりました。
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