“今年最も危険な日”高知36.7℃ 猛暑日地点“最多”大雨被災地は復旧の妨げに…(2023年7月6日)

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ANN
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 6日は今年最多の19地点で猛暑日を記録し、高知では36.7℃、今年の全国の最高気温を更新しました。各地で危険な暑さとなり、多くの観光客が訪れている京都などで熱中症疑いの搬送が相次ぎました。

■猛暑日地点“最多”熱中症相次ぐ

 列島を危険な暑さが襲います。京都府宇治市にある病院。搬送されてきたのは80代の男性です。男性は自宅内でエアコンをつけずに過ごしていたところ、頭痛などの症状が出たといいます。

 宇治徳洲会病院救急専門医・碓井太雄医師:「冷房も使っておらず、かなり蒸し暑い環境で汗をかきながらぐったりしてた」

 列島に暖気が流れ込み、6日は西日本から北日本にかけて広い範囲で危険な暑さになりました。35℃以上の猛暑日の地点は今年最多です。

 三重県は気温が36℃に達し、猛暑日に。容赦ない日差しが子どもの憩いの場を襲います。日本で一番暑かったのは高知県。四万十市の最高気温は36.7℃で今年、全国トップです。

 暑さに参っていたのは人だけではありませんでした。ホッキョクグマが出てきましたが、猛暑日に迫る名古屋の気温に熱すぎたのかすぐに退散です。ぐったりどころではない様子のカンガルーも。

■京都は観光客も外国人も悲鳴

 古都・京都はすでに今年2度目の猛暑日です。バスを待つ観光客の列。冷たいミストが降り注ぎます。

 京都の暑さ。地元の人は、こう表現します。

 地元の人:「京都の夏の暑さ耐えられたら、どこ行っても大丈夫」

 名所の渡月橋。厳しい暑さに耐える人もいました。車の誘導も過酷です。空調服で暑さ対策していますが、焼け石に水。

 バスの誘導をしている70代男性:「外気を入れるから、それほどではない。びっくりするぐらい冷えるわけでもない。照り返しを入れたら40℃ぐらいになるかな」

 気温が上がるのを見越して早めに動き出した人も。朝と昼では、暑さはどのくらい違うのか。サーモカメラで調べると、昼は朝より表面温度が15℃ほど高くなっていました。

■大雨被災地は復旧の妨げに…

 被災地も厳しい暑さに包まれます。熊本県益城町は今年一番の暑さです。線状降水帯の発生で川が氾濫し、町では浸水の被害が相次ぎました。ようやく水が引き、後片付けに追われる人々。真夏の暑さが襲います。

 商売への影響も深刻です。収穫したばかりのキュウリは泥水につかり、売り物になりません。ハウスの苗も水浸しになり、今後の収穫は期待できないといいます。

 7日も列島は猛暑日が続出する見込みです。熱中症には厳重な警戒が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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