あの「代々木」の党本部に、小池晃さんの話を聞きに行ってきました。あちこち肝心な時に躓くようにみえる野党共闘は、次の総選挙で結果を出せるのか。「今の政治にNO!」という強い選挙民の気持ちは、さらにますます盛り上がってきています。政党はそれを受け止められるのか。小池さんは、都議選を振り返り、共闘の成果を評価しつつ、統一候補から一方的応援まで柔軟な共闘を模索できた地方選と異なり、国政選挙では一定の言葉だけではない合意が必要とおっしゃいます。しかし、どこまで合意できるのか。大丈夫と言われても、日米関係一つをとっても国民民主党と言わずとも立憲民主党でさえ決断は容易でないように思えます。「共産党嫌い」「反共の皮膚感覚」を持つほどに政治にかかわることもなく、共産党も透明な存在と感じる世代が多数となる時代に、理念を掲げる「革新政党」はどのように生き残ることができるのか。まだまだ聞いてみたいことは残りましたが、まずはここまで。
収録は、2021年7月10日
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